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初めてのワクチン接種!「狂犬病ワクチン」と「混合ワクチン」について初めてでも分かりやすく説明します!

初めてのワクチン接種!

いときち
いときち

ワクチン接種は必要だとよく聞くけど、接種しないといけないワクチンは何種類あるの?

うーさん
うーさん

初めて愛犬を迎えた時って、分からないことばかりだよね。

ワクチンは大きく分けて2種類!「狂犬病ワクチン」と「混合ワクチン」があります。

【いち】を迎え入れたばかりの時は、知識が無く分からないことだらけでした。

ペットショップで【いち】を迎え入れたのですが、全てが初体験だったので、ワクチン接種についてもペットショップの店員さんに言われるがまま接種しに行くという感じでした。

実際に動物病院でワクチン接種を受けた後に

いときち
いときち

そもそも「狂犬病予防注射済票」って何? 「狂犬病ワクチン」と「混合ワクチン」って何が違うの?

と疑問や知らないことがいっぱい出てきて不安になった記憶があります💦

無知って一歩間違えると大変なことになるので、すごく不安になりますよね。

そんな不安を少しでも解決できるように、初めてでも分かりやすくワクチン接種について詳しく説明します。

この記事が役に立つ人
  • 「狂犬病ワクチン」と「混合ワクチン」の違いを知りたい
  • 「狂犬病ワクチン」の接種場所をどこにしようか悩んでいる
  • 接種場所や費用を知りたい
  • そもそもどんなワクチンを接種すればいいか分からない

そんな人に是非とも読んでもらいたい内容です。

この記事でわかること
  • 「狂犬病ワクチン」と「混合ワクチン」とはどんなワクチンか
  • 「狂犬病ワクチン」と「混合ワクチン」の接種費用
  • 「狂犬病ワクチン」と「混合ワクチン」の接種場所
  • 「狂犬病ワクチン」と「混合ワクチン」の接種回数

ぜひ、参考にして下さい。

では、それぞれのワクチンについて、詳しく説明していきます。

狂犬病ワクチンとは

「狂犬病ワクチン」は、「狂犬病」の感染を予防する為のワクチンです。

「狂犬病」は、人にも感染し命にかかわる恐ろしい感染病で、感染発症後の治療法はないとされています。

そのため、「狂犬病」の感染予防対策として愛犬に「狂犬病ワクチン」の接種が飼い主の義務と定められているのです。

  • 毎年1回必ず接種しないといけないワクチン

「狂犬病ワクチン」と「混合ワクチン」は同じ日に接種することはできません!

「狂犬病」については、厚生労働省でも詳しく説明されています。

「狂犬病ワクチン」の接種時期

「狂犬病予防注射の通知書」に記載されている時期に「狂犬病ワクチン」の接種に行きます。

  • 毎年1回接種
  • 一般的に4月、5月、6月の期間に接種することが多い

「狂犬病予防注射の通知書」とは

「狂犬病ワクチン」を接種してもらう際に必要な書類が入っているのが「狂犬病予防注射の通知書」です。

毎年、市区町村から郵送で届きます。

封筒の中には必要書類が入っているので、中身を確認したら勝手に書類を切り取ったりせず、中身は届いた時の状態で封筒ごと接種場所に持って行くことをおすすめします!

「狂犬病予防注射済証」とは

必要書類の一部である

「狂犬病予防注射済証」

について少し説明します。

狂犬病予防注射済証

狂犬病予防注射済証とは

「狂犬病予防注射の通知書」の封筒の中に一緒に入っています。

「狂犬病ワクチン」の接種後、動物病院もしくは接種会場で接種日や料金などを記入してもらいます。

「狂犬病予防注射済証」があることで「狂犬病予防注射済票」(アルミニウム素材でできた小さなプレート)がもらえます。

「狂犬病予防注射済票」とは

「狂犬病予防注射済票」(アルミニウム素材でできた小さなプレート)は、毎年「狂犬病ワクチン」の接種後に必ずもらわないといけません。

「狂犬病予防注射済票」(アルミニウム素材でできた小さなプレート)

狂犬病予防注射済票とは

素材はアルミニウムで、大きさは約2cm×3cmの小さなプレートです。

毎年「狂犬病ワクチン」の接種後、「狂犬病予防注射済証」があることで「狂犬病予防注射済票」(アルミニウム素材でできた小さなプレート)がもらえます。

いち
いち

住んでいる地域によって形や色が違うよ!

いときち
いときち

「狂犬病予防注射済「狂犬病予防注射済名前が似ていて分かりずらいですね💦

簡単に説明すると

「狂犬病予防注射済→接種日や料金などを記入してもらった

「狂犬病予防注射済→アルミニウム素材でできた小さなプレート

「狂犬病ワクチン」が接種できる場所

動物病院

「狂犬病ワクチン」が接種できる場所は、2ヶ所。

  • 「動物病院」
  • 「集団接種会場」
いときち
いときち

好きな方を選べます。

「動物病院」と「集団接種会場」それぞれ詳しく説明します。

動物病院で「狂犬病ワクチン」接種する場合

動物病院で「狂犬病ワクチン」の接種をしてもらえます。

動物病院で接種を受ける時の特徴

メリットデメリットに分けて特徴を説明します。

メリット

  • かかりつけの動物病院だと、愛犬の病歴なども把握しているので安心
  • 健康診断料金が別でかかるが、ついでに健康診断もしてくれる動物病院もある

デメリット

  • 接種費用は、予防接種注射代と交付手数料に加えて診察料がかかる
  • 「狂犬病予防注射済票」の交付がその場でできる病院と、できない病院がある

動物病院での接種費用

「狂犬病ワクチン」の接種費用は、ワクチンの料金と交付手数料に加えて診察料がかかります。

料金は、以下の通りです。

  • 予防接種注射料金: 約2,500円〜4,000円(「予防接種注射料金」は、地域によって料金が異なります!
  • 注射済票交付手数料:550円
  • 診察料:約1,300円前後が相場と言われています(「動物病院」によって料金が異なります!

動物病院は自由診療なので、病院により料金が変わります

我が家談

2024年に【いち】の「狂犬病ワクチン」接種にかかった費用はこんな感じです。

  • 予防接種注射代:3,080円
  • 注射済票交付手数料:550円
  • 診察料:1,100円

集団接種会場で「狂犬病ワクチン」を接種する場合

集団接種会場は、「狂犬病ワクチン」接種の為に各自治体が主催した場所のことです。

各自治体が指定した場所と日時に接種希望者が集まって「狂犬病ワクチン」の接種のみをしてもらえます。

集団接種会場で接種を受ける時の特徴

メリットデメリットに分けて特徴を説明します。

メリット

  • 接種料金は、予防接種注射料金と交付手数料のみ
  • その場で「狂犬病予防注射済票」がもらえる

デメリット

  • 各自治体が指定した場所と日時にしか接種できない
  • 「狂犬病ワクチン」の接種のみをおこなっている
  • 愛犬の体調などの相談は難しい

集団接種会場で「狂犬病ワクチン」の接種をする時の注意点

集団接種会場で接種する場合に注意することが3つあります。

  • 多くの犬が集まるので、犬が苦手な愛犬には向かない場合がある
  • 愛犬に持病やアレルギーなどがある場合は、集団接種は難しい
  • 各自治体が主催しており、地域によって接種できる日時と場所が異なる

毎年、市区町村から「狂犬病予防注射の通知書」が届くので、通知書に記載されている日程表で日時と場所を確認できます。

いときち
いときち

我が家では、接種日の約2、3ヶ月前になると「狂犬病予防注射の通知書」が届きます。

集団接種会場での接種費用

「狂犬病ワクチン」の接種費用は、ワクチンの料金と交付手数料のみなので、「動物病院」のように診察料はかかりません。

料金は、以下の通りです。

  • 予防接種注射料金: 約2,500円〜4,000円(「予防接種注射料金」は、地域によって料金が異なります!
  • 注射済票交付手数料:550円

地域別で料金を調べてみると「予防接種注射料金」は、東京では約3,000円~4,000円未満の地域が多く、大阪では約2,000円~3,000円未満の地域が多かったです。

「注射済票交付手数料」に関しては、550円で同じでした。

我が家談

我が家に届いた「狂犬病予防注射の通知書」に記載されている料金はこんな感じです。(2024年時点)

  • 予防接種注射料金:2,750円
  • 注射済票交付手数料:550円

「狂犬病予防注射済票」の受け取りについて

「狂犬病予防注射済票」(アルミニウム素材でできた小さなプレート)の受け取りには2通りあります。

「狂犬病ワクチン」接種場所で直接交付してもらえる場合

集団接種会場もしくは動物病院で「狂犬病ワクチン」の接種後に、「狂犬病予防注射済票」(アルミニウム素材でできた小さなプレート)をその場で直接交付してもらえる場合があります。

「狂犬病予防注射済票」(アルミニウム素材でできた小さなプレート)をもらう時は、このパターンが多いと思います。

我が家談

愛犬の【いち】も毎年、動物病院で「狂犬病ワクチン」接種後、お会計の時に「狂犬病予防注射済票」(アルミニウム素材でできた小さなプレート)も一緒にもらっています。

市区町村窓口に自分で行って交付してもらう場合

一部の動物病院では、直接「狂犬病予防注射済票」(アルミニウム素材でできた小さなプレート)を交付してもらえない場合があります。

そんな時は、自分で市区町村窓口に行かなければなりません。

動物病院で「狂犬病ワクチン」を接種してもらったら、「狂犬病予防注射済証」をもらうことができます。

市区町村窓口で必要な物
  • 「狂犬病予防注射済証」
  • 交付手数料分のお金(550円の場合が多い)

この2つを持って市区町村窓口に行けば、「狂犬病予防注射済票」(アルミニウム素材でできた小さなプレート)を交付してもらえます。

「狂犬病予防注射済証」の説明へジャンプする! 「狂犬病予防注射済票」(アルミニウム素材でできた小さなプレート)の説明へジャンプする!

つづいて「混合ワクチン」について説明します。

混合ワクチンとは

「混合ワクチン」は、「狂犬病」以外の感染症を予防するためのワクチンで、接種は任意で行うものとされています。

「混合ワクチン」を毎年接種するのは任意なので、愛犬の生活環境や体調などを考慮して、獣医師さんと相談して飼い主が判断するしかないのですが、

ペットホテルやドッグラントリミングサロンなどを利用する際「1年以内の「混合ワクチン」接種証明書」提示が必要となることが多いです。

我が家談

【いち】は、ドッグラン併設のドッグカフェなどに行く機会が多いので、毎年「混合ワクチン」を接種しています。

「混合ワクチン」の接種時期

「混合ワクチン」の接種は任意ですが、ペットホテルやドッグラン、トリミングサロンなどを利用することが多い場合は、成犬で毎年1回の接種が推奨されています。

1歳未満の子犬は、複数回の接種が推奨されています。

我が家談

生後6ヶ月目の時に、【いち】を迎え入れたのですが【いち】は、生後6ヶ月までの間、ペットショップで3回「混合ワクチン」を接種していました。

「混合ワクチン」が接種できる場所

動物病院
  • 「動物病院」で接種できます。
我が家談

【いち】が通っている動物病院では、毎年1回「混合ワクチン」の接種時期になると、動物病院から「混合ワクチン」のお知らせハガキが届きます。

いときち
いときち

動物病院からお知らせハガキが届かなかった場合などを考慮して「混合ワクチン」を接種した日付をメモなどに記録しおくと、確認する時に便利です。

「混合ワクチン」の接種費用

接種費用は、「混合ワクチン」の種類と動物病院によって異なります。

料金は、以下の通りです。

  • 予防接種注射料金: 約3,000円〜10,000円
我が家談

愛犬の【いち】は、毎年獣医師さんと相談しながら、「混合ワクチン」の種類を決めています。 2023年は、「8種混合ワクチン」を接種しました。

料金はこんな感じです。(2023年時点)

  • 予防接種注射料金:8,800円 

「混合ワクチン」接種する場合

「混合ワクチン」接種の際の特徴と、更に特徴の中で気になる点を詳しく説明します。

「混合ワクチン」の接種を受ける時の特徴
  • 「混合ワクチン」の接種は任意
  • 副作用の可能性はゼロではない
  • 「狂犬病ワクチン」と同じ日に接種はできない
  • 接種費用は、「混合ワクチン」の種類と動物病院によって異なる
  • 愛犬の体調がすぐれない時は接種できない

副作用の可能性はゼロではない

「混合ワクチン」は、人が接種するワクチンの仕組みと似ていて、犬の「混合ワクチン」も無毒化や毒性を弱くした病原体を犬の体内に入れ抗体を作る仕組みなので、その際にアレルギー反応が出てしまう場合があります。

「混合ワクチン」接種の際は、愛犬の体調を踏まえて獣医師さんとよく相談して接種することをおすすめします。

「狂犬病ワクチン」と同じ日に接種はできない

「狂犬病ワクチン」と同じ日に接種ができない理由は2つ。

  • 副作用が発生してしまった時、「混合ワクチン」と「狂犬病ワクチン」のどちらが原因か判断できない
  • 「混合ワクチン」と「狂犬病ワクチン」のメーカーが違うため、安全性が保障できない

という理由で、「混合ワクチン」と「狂犬病ワクチン」を同じ日に接種することはできません。

「混合ワクチン」の接種のタイミング

犬 ワクチン

「混合ワクチン」と「狂犬病ワクチン」のどちらを先に接種したかで、次のワクチン接種ができるまでの間隔が変わります。

  • 「混合ワクチン」の接種が先の場合は、約1か月後に「狂犬病ワクチン」の接種ができる
  • 「狂犬病ワクチン」の接種が先の場合は、約2週間後に「混合ワクチン」の接種ができる
いときち
いときち

なぜ、次のワクチン接種ができるまでの間隔に違いがあるの?

「混合ワクチン」の接種が先の場合

「混合ワクチン」は、いろいろな種類の病原体を混ぜて作られたワクチンなので、犬の体内で抗体を作るのに時間がかかり、抗体が出来上がるまでは、犬の体に負担がかかってしまいます。

そのため、犬の体の負担が落ち着く約1ヶ月後に「狂犬病ワクチン」を接種することが推奨されています。

「狂犬病ワクチン」の接種が先の場合

「狂犬病ワクチン」は、「混合ワクチン」と違って、犬の体内で抗体を作るまでの時間が短いので、犬の体の負担が落ち着く約2週間後に混合ワクチンを接種することが推奨されています。

うーさん
うーさん

例えば、先に「狂犬病ワクチン」を月の初め頃に接種できれば、約2週間後には「混合ワクチン」が接種できるので、同じ月に両方のワクチン接種を済ませることができますね。

「狂犬病ワクチン」と「混合ワクチン」のまとめ

最後に「狂犬病ワクチン」と「混合ワクチン」の要点を簡単にまとめました。

「狂犬病ワクチン」のまとめ
  • 毎年1回必ず接種
  • 「狂犬病予防注射済票」(小さいプレート型のもの)を交付してもらわないといけない
  • 接種場所は、「動物病院」と「集団接種」の好きな方を選べる
  • 地域によって接種料金や日時などが異なる
「混合ワクチン」のまとめ
  • 任意での接種
  • 接種する場合は、成犬であれば毎年1回の接種が推奨されている
  • ペットホテルやドッグランなどを利用する時は、「1年以内の「混合ワクチン」の接種証明」が必要になる場合が多い
  • 動物病院や混合ワクチンの種類によって費用が異なる

「狂犬病ワクチン」と「混合ワクチン」について説明しました。

少しでもこの記事の内容がお役に立てれば幸いです。

分からないという不安が少しでもなくなりますように。

愛犬と楽しく暮らせる日々がいっぱい増えますように。

すっごい速さで成長していく愛犬と幸せな想い出をいっぱい楽しみながら作って行きましょう!

最後までお読みいただきありがとうございます

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